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2015年5月7日(木)〜10日(日)
屋久島・宮之浦岳(1936m)

全島これ山で、山は森林に覆われている。驚くべき樹木の繁盛ぶりである。 「日本百名山」から抜粋

L小野里
参加者4名

コースタイム
5月7日(木)
3:05パーキング日高〜6:40羽田空港〜8:25鹿児島空港8:50〜9:25屋久島空港〜屋久島観光(大川の滝おおこのたき・中間のガジュマル・
屋久島フルーツガーデン・平内海中温泉・山岳たろうでガス購入〜スーパー「たなか屋」食料購入〜エコホテルソラ
5月8日(金)
4:30エコホテルソラ〜安房タクシー〜5:20淀川登山口〜6:20淀川小屋〜8:10花之江河〜9:00投石平〜栗生岳〜11:15宮之浦岳12:00〜
12:20焼野三又路〜13:00第二展望台〜14:40新高塚小屋
5月9日(土)
5:35新高塚小屋〜7:00高塚小屋〜7:20縄文杉〜大王杉〜8:55ウィルソン株〜9:40大株歩道入口〜10:10楠川別れ〜
11:00休憩舎(昼食)11:30〜13:00荒川登山口〜タクシー〜民宿・湯之河
5月10日(日)
民宿・湯之河〜宮之浦観光〜15:50屋久島空港〜17:50鹿児島空港〜19:20羽田空港20:45〜パーキング日高


念願の宮之浦岳へ登頂しました
屋久島には珍しく 朝から一日 青空が広がる素晴らしい一日になりました
計画をし 我々をここまでひっぱて来てくれたリーダー ありがとうございました


3:05リムジンバス前橋・高崎⇔羽田空港

nパーキング日高へ車を預け リムジンバスで羽田空港へ
向います

6:40羽田空港から 鹿児島空港へ飛びます
8:25鹿児島空港8:50

鹿児島空港へ着いて階段を下り、バスへ移動
プロペラ機へ乗り換えます
9:25屋久島空港へ到着
今日は一日閑なので屋久島観光へ出かけます

大川の滝
(おおこのたき)

大川の滝は里にある滝としては一番大きく、88メートルの落差を豪快に流れ落ちます。
     滝壺の前まで歩いて行くことができ、マイナスイオンたっぷりの清々しさを
体で感じます

近くで働いていた地元の人にこの辺で美味しい店はないか聞くと
蕎麦が美味しいと教えてくれました
     
    帰り道
屋久島の水でしめたコシのあるそば
 手打そば松竹を発見


     
    とび魚 棒寿しを注文 1000円を注文
     
     とび魚の身が厚い棒寿しは とっても美味しい
さすが 地元の人お勧め 蕎麦屋です
     
     中間のガジュマル・
     
    ガジュマルの近くの  屋久島フルーツガーデン
入園500円 も寄りました

約3万5000平方mの広大な園内では、パパイヤ・ブルーベリー・ライチ・マンゴー・
グァバなど1600種類もの果樹や熱帯植物を栽培。その中を縫うように
遊歩道が整備されています。
     
    入園者には季節のフルーツやジャムのサービスがありました
     
    平内海中温泉

平内海中温泉は平内の西開墾地区にある露天風呂です。
干潮時の前後2時間位しか
入浴できません。男女混浴です
海岸の岩場での入浴槽では美人の外人のカップルがもちろん裸で入っていました
日本語が少しできましたので 何処から来たかと尋ねたところ
クロアチアから来たそうです
山登りの大きな荷物が 置いてあったので 宮之浦岳を登ってきた
帰りでしょう
至福のひと時ですね
     
    我々は 足湯です 
     
    山から戻ってきて9日に泊まる 民宿・湯之河へ余分な衣類を置きに行きます
山岳たろうでガスを購入
スーパー「たなか屋」で食料購入して
エコホテルソラへ泊まります 
明日からの山行を祈ってビールで乾杯
たなか屋さんのお弁当 おにぎり おかずは 全部美味しい!
ビジネスホテル並みの個室で ゆっくり休んで 明日に備えます
     


  5月8日(金)
4:30エコホテルソラ〜安房タクシー〜5:20淀川登山口〜6:20淀川小屋〜8:10花之江河〜9:00投石平〜栗生岳〜11:15宮之浦岳12:00〜
12:20焼野三又路〜13:00第二展望台〜14:40新高塚小屋

    4:30エコホテルソラへ安房タクシーさんに迎えに来てもらい
5:20淀川(よどごう)登山口へ着きました
     
     6:20淀川小屋へ到着
     
    小屋の近くの川です
この写真ではわかりずらいのですが
水が透き通っています
濾過されている水に感嘆の声が上がります
これなら どこでも水が飲めるのが わかります 
     
     山の上の 変わった石 豆腐岩?
     
     小花之江河
     
     8:10花之江河
深い屋久杉の森をぬけ日本最南端の高層湿原へ着きました
     
     登山道は しっかりした木道
     
    そして ロープが付いている 岩場

整備されている登山道です
     9:00投石平
森林限界をすぎるとヤクザサ帯が島の頂へと導きます。
一面に広がる緑のなかに花崗岩の面白い形の石群が、大パノラマに広がります。
山頂は何処?
     
     あと もう少し
     
     もうすこし
     
     この辺が 栗生岳?
     
     11:15宮之浦岳12:00

重い荷物を背負い やっと着きました
1等三角点です

タッチ!
     
    宮之浦岳は屋久島のほぼ中央に位置する高さ1936m、九州最高峰の山です

避難小屋泊まりは 寝袋、マット、食料、水で重いリュックを背負い
よく 歩けるもんだと自分ながら感心します

青空が広がる 山頂で ゆっくり昼食です

若いお兄ちゃんに写真撮影を頼みます
この後、小屋で隣に 次の日の 縄文杉でも一緒
10日のバスでまた お会いしました
     
    山頂からは360°の展望・・・
西に永田岳の険しい山容、
北側の稜線には宮之浦歩道が続き、
南にはたどってきた道と翁岳、安房岳・・・。

屋久島一の展望です

こんなに一日天気がいいのは 珍しい
晴れ女 晴れ男は だーれ!
     
    12:20焼野三又路

永田岳へ行く元気はありません
小屋へ向かいます
     
    面白い形の岩
     
     人面岩?
     
    13:00第二展望台

後に聳えるのが 宮之浦岳 
歩いて来た稜線に 登山道が見えます

こちら側から登って観る宮之浦岳の方が 堂々としていますね
     
    シャクナゲが 咲き始めました
5月末は シャクナゲで山が染まるそうです
でも 雨が 多くなるそうです
     
     
     階段横に マムシグサ
     
     14:40新高塚小屋

やったぁ!
一番乗りで 小屋に着きました


  
     
    我々は 4時過ぎには 夕食を終え
6時には 寝袋へ入りました

小屋の中はちょうどいい混み加減
9時過ぎまで 賑やかでしたが ゆっくり休めました

山頂で会った若いお兄ちゃんと 外人さん
山梨県からの二人のおじさん
朝から ぬきつ抜かれつ歩きました 

 5月9日(土)
5:35新高塚小屋〜7:00高塚小屋〜7:20縄文杉〜大王杉〜8:55ウィルソン株〜9:40大株歩道入口〜10:10楠川別れ〜
11:00休憩舎(昼食)11:30〜13:00荒川登山口〜タクシー〜民宿・湯之河 
     5:35新高塚小屋
昨日寝た小屋の一角です
ネズミさんが 頭の上を歩くと言う怖い話を聞きましたが
昨日は 大勢の登山者に ネズミさんは出なかったらしいです
綺麗にして 出発です
     
     天気予報は 今日は一日雨です

屋久島の雨の洗礼を 受ける時が来たみたいです
     
     7:00高塚小屋
     
     遠くから見ると高塚小屋は小さいですが 中に入ってみると
綺麗で 思った以上に広いです
でも 新高塚小屋の方が 広いです
     
    7 :20縄文杉〜大王杉

若いお兄ちゃんに写真を撮ってもらいました
     
     縄文時代から 生きているから 縄文杉と名づけられたという
大きな 大きな 杉です
     
    8:55ウィルソン株


雨が カメラに入ってしまい 写真が取れません
うれしかったのは ここの切株の中で リュックを降ろして雨宿りが出来たことです

日本を訪れたアメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン (Ernest Henry Wilson)
博士により調査され、紹介され、後年この株の名前の由来となったそうです

1586年天正14年)、牧村の五郎七が足場を組み、豊臣秀吉の命令により
大坂城築城(京都の方広寺建立とも)の為に切られたといわれています。胸高周囲13.8m。
     
     晴れていたら こんな感じ

絵葉書をカメラで撮りました
     
    絵葉書から

 
     
     9:40大株歩道入口へ到着
カメラがだめになりました
ここから トロッコ道になりました

10:10楠川別れ
白谷雲水峡へ左折する登山道を見逃し
トロッコ道を下ります

     
     11:00休憩舎(昼食)11:30

雨宿りができる休憩舎で ほっとし 昼食にします
途中で 白谷雲水峡へは行く道は 通り過ぎたことに気付きましたが
この大雨の天気 一番近い楽な トロッコ道を下り荒川登山口を
目指します

大雨の時は 傘が役に立ちます
濡れ方が全然違います

屋久島の雨の洗礼をたっぷり受けます
     
    13:00荒川登山口〜タクシー〜

トロッコ道は 雨で川となり 水の中をバシャバシャと歩いてきましたが 
我が靴 ザンバランはお湿り程度でした
みんなは ビショビショだったそうです

荒川登山口へ到着
タクシーを呼んでもらいます

続々と登山者が降りてきました
白谷雲水峡への道は 川となっているので みんなこちらへ回避したそうです

あら 私たち 正解の路を選んだみたいです
     
     民宿・湯之河   
チェックインすると 楽しそうな子供の声が 聞こえます
ここの家の子と 近所の子供たちです

我々は近くの「楠川温泉」で さっぱりします
宿泊者のみ無料です

お夕飯の時間を早めにしてもらい お楽しみの夕食です

もちろんビールで乾杯!

     
     トビウオの姿揚げ

3年前に おばさんが経営していた民宿を若い二人が 引き継いだそうです

元気な女将さんの笑顔にほっとします

5月10日(日)
民宿・湯之河〜宮之浦観光〜15:50屋久島空港〜17:50鹿児島空港〜19:20羽田空港20:45〜パーキング日高

     民宿・湯之河

美味しい 朝食を頂きます
     
    飛行機の時間まで屋久島観光をします
荷物を宿に預け  若い旦那様に宮之浦まで送ってもらいます
     
     宮之浦港
     
     そして お昼は 黒豚の生姜焼き
     
   ソフトクリーム
     
     宮之浦からは バスで民宿まで戻ります

バスの中で 若いお兄ちゃん会いました
彼らは 白谷雲水峡へ向かったそうです
大水の川の渡渉が大変だったそうです
ビショビショで白谷小屋へ泊ったそうです
彼ら1組だったそうですので 山梨組はどうしたのでしょうか

民宿は 留守でしたが 玄関は開いており 荷物を持って帰ります

子供の頃は みんな近所の家は 開いていました
此処もそうかな
     
     15:50屋久島空港
     
     17:50鹿児島空港〜19:20羽田空港20:45〜パーキング日高

飛行機の中から 夕焼けを見て 今回の山行は終わりました

リーダー 一緒の仲間 ありがとうございました

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