2011年の山行記録

2011年6月26日(日)
浅間山
 梅雨の晴れ間の浅間山?
厖大な容積で、独占的な形で、曝け出しの肌で、そして頂にはいつも薄い煙を吐いていた。
日本百名山から抜粋

L舩津 参加者8名

コースタイム
5:00高崎〜6:35浅間山荘6:55〜7:45不動滝〜8:57火山館9:17〜10:47山頂直下分岐
〜11:14お釜〜12:26Jバンド分岐(昼食)12:50〜13:20火山館〜15:15浅間山荘

今月は色々用事があり なかなか山へ出かけられません
久しぶりの山行です。リーダーは私、大丈夫でしょうか
毎日眺めている浅間山へ出かけることにしました
梅雨のこの時期、天気予報は曇り空、雨マークは出ていません

長野へ向かう高速道路は霧が深く
高峰高原の下にある天狗温泉浅間山荘へ到着

ここは綺麗なトイレもあります
駐車料金500円です
帰りのお風呂が割引になります

身支度を整えさぁ 出発!

すぐ かもしか君のお出迎えです
このカモシカ君は体調が悪いのか好戦的です

ジーと睨んで
なかなか道を譲ってくれません

7:30
1時間ほど歩いて一ノ鳥居へ着きました

ここは分岐で直進すると不動滝へでます
帰りは左側から戻ってきます

滝から発するパワーを吸い込みます

火山館で使う薪が置いてありました

皆さん1本持って登ります

レンゲツツジが満開です
明るい カラマツの林を整備された登山道を歩きます

今日は曇り空で周りの展望はありません

でも 登山道には お花がいっぱいです

ハクサンイチゲが白い花びらをつんと尖らせ
マイヅルソウが一面に咲き誇っています

火山館に到着です

この火山館には小諸市より委託を受けたKさんが
植物や動植物の研究をしながら管理人として勤めています

薪をみんな運びましたから
火山館のトイレを使わせてもらい
中でゆっくり休ませてもらいました

ここまでは曇り空でも気持ちよく歩けたのですが
ここから浅間山にかかる霧の中へ突入です

ミツバオウレン

いよいよ浅間山へ向かうのぼりです

森林限界を超えたので風が強くなりました
しっかり上下のカッパを着ます

直登でなく 傾斜の緩い登りの1本道を登って行きます

もう 何を見えない登山道を一歩一歩 歩きます
風が強いのでちょっと必死です

がれた登山道を 結構 団体さんが降りてきます

前掛山への分岐へ着きました
風が強く 展望も無く ここで相談です

登るか! 下るか!

5名は下ることにしました

私と Kさん Nさんは 自己責任でお釜へ向かいます
普段だと15分くらいで登れます

雨はないので 風だけですので耐空姿勢で登ります
軽い?私は 飛ばされそう!
重いNさんは楽しかったそうです

18分でお釜へ着きました
写真を撮ってすぐ退散です

真っ白な世界を降りていくと

ガスが切れ始めました

上に浅間山が 見え始めました

眼の前に 蛇骨岳、仙人岳、鋸岳
湯ノ平が見え始めました

「わぁーお 素晴らしい カラマツの緑がまぶしい! 」

1時間前にこの霧が晴れていてくれたら
皆で山頂を楽しめたのに (~_~)
次回 また来ましょう

賽の河原もお花でいっぱいです
これからもっとお花が咲きほころぶでしょう

Jバンドの分岐でお昼にしました

お昼を食べて下っていくと賑やかな声が聞こえます
もしかして火山館で待っていてと別れた6人かな

6人も 霧が晴れた素晴らしい景色に ここで私達を
待っていてくれました
ありがとう

黒斑山と草スベリが見えます
次回は ここをぐるっとまわりたいな
ほんとに緑が素晴らしい!

火山館の後に立っている浅間神社です
無事のお礼をして下山します

青空が見えてきました

「あ〜あ もう少し早く天気が回復していてくれたら!
あ〜あ 登るのを1時間遅らしていたら!」


結果ですから仕方がないですね

写真を私に向けてるKさんを 撮りっこ

一ノ鳥居の前の沢を渡ります

14:44
一ノ鳥居へ到着

無事  天狗温泉浅間山荘へ到着です

天狗温泉の湯は、手にすくっても赤いほど。
豊富に含まれた鉄鉱成分が、空気に触れて酸化すると
このような赤褐色の湯となるそうです。


程よい湯加減でのんびり

500円のところが駐車割引400円となりました

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