2010年6月24日(木)
庚申山(1892m)

L星野 参加者6名

コースタイム
6:00前橋〜7:35銀山平登山口〜8:35一の鳥居〜9:50勝道上人碑〜10:00庚申山荘〜11:00分岐〜
庚申山山頂〜11:50展望台〜12:45庚申山山頂〜13:15分岐〜15:00勝道上人碑〜15:46一の鳥居
〜16:45銀山平登山口

平成14年のこの時期 コウシンソウを目当てに歩きました。
小さな白い花に感動したのは覚えていますが、詳しいことは思い出しません
今回この計画に、またコウシンソウに会いたくてすぐ申し込みました
計画では前日の予定でしたが朝から雨のため今日に変更したところ
今朝は快晴、素晴らしい一日になりそうです

国民宿舎「かじか荘」の先の広い駐車場に車を置き
ゲートの先から林道を歩き出します
アスファルトの車道を丸石沢を北に回って南に戻り
舗装されていない林道を西へ1時間近く歩きます

庚申渓谷を見下ろしながら歩くと
やっと一の鳥居に着きました

平日なのに2グループの人達がいました

今日の登山者たちは コウシンソウ目当てです

奇岩が多く これは鏡岩です


山は沢筋に登り、広葉樹の明るい山で
さわやかな風も吹き渡り 楽しい登山になりました

これは夫婦蛙です

文久に立てられた「百十丁目」の標識です

この山は古くから信仰の山で今から1200年前
勝道上人によって開山されたと伝えられています

石畳も古く 昔の人の信仰心が伝わります

そこには クリンソウがたくさん咲いていました

登山道分岐を左折すると明るい庚申山荘へ着きました
有料、素泊まり、寝具ありだそうです

小屋の先にもクリンソウの自生地がありました

庚申山荘を分岐まで戻ります
鎖場 梯子が多くなり 急な登りが続きます

コウシンソウの自生地は地図では山めぐり分岐の先に
なっていますが 

山頂近くの登山道を外れた崖にありました

コウシンソウはムシトリスミレ属の食虫植物だそうです
男体山 女峰山 袈裟丸にも在るそうですが
庚申山で見つけられコウシンソウの名前がついたそうです

ユキワリソウと共に崖に咲いていました

5cm前後の花茎がのび5〜10mmの花が咲き
花茎は二股に分岐することが特徴だそうです

小さくて 小さくて カメラのピントを合わせるのが大変

たっぷり写真撮影の時間をかけました

山頂近くは穏やかな稜線で
地味な山頂を通り越し 展望台へつきました
ここで お昼にします

目の前に 鋸山と皇海山が聳えています

ここから皇海山まで片道3時間半
庚申山荘へ泊まったらこちらから行けるかも知れません
「う〜ん こっちから皇海山へ行ったら歩きがいが
たっぷりあるぞ〜」

皇海山へは 反対側から登り鋸山へも登りましたが
行きたくなりますねぇ

反対側には 男体山 女峰山 太郎山
日光白根山が青空に 輝いています

食後 地味な山頂へ戻りました

下山はピストンでなく「お山めぐり」へ回ることに
しました

奇岩 岸壁が登山道を覆います
でも 鎖 梯子が しっかり整備されていました

お山めぐりは 登ったり降りたりと 楽しめます

この 梯子の上に奇岩があり 岸壁がありました

岸壁には
たくさんのユキワリソウが咲いていました

崖の上に コウシンソウが少し咲いていました

見つけにくいです

崖からは尾根道を下ります

尾根道を下ると 青い屋根が見えました

宇都宮大学ワンダーフォーゲル部の小屋みたいです

小屋をを通り過ぎ、分岐へでると
そこは朝歩いた 勝道上人碑のところでした

下って下って やっと朝の一の鳥居へ着きました

後は林道歩き1時間が待っています
最後の林道歩きはきついです

でも仲間と近況を話しながら歩くとあっと言うまです

今日のリーダー H氏の愛車が見えた!

今日も7時半から4時半までたっぷり歩きました
みんな タフですね

国民宿舎「かじか荘」で一汗流して帰ってきました

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