2012年の山行記録 中山道を歩く

2012年4月15日(日)晴れ
中山道を歩くシリーズ9-2 13高崎宿
高崎駅~八幡八幡社 33720歩

高崎宿
浮世絵中山道

L舩津
参加者3名 

6:24前橋駅~6:50高崎駅~7:05高崎城址~8:00高崎神社~8:12恵徳寺~8:14長松寺~8:16岡醤油醸造~8:18山田文庫
~8:32君が代橋~8:43石神社~8:50道しるべ~9:07若宮八幡~9:13神明社~9:19上豊岡茶屋本陣~9:48一里塚
~9:51浅間神社~10:12少林山10:50~11:04八幡八幡宮八幡庵(昼食)~15:17高崎駅

3月20日に高崎宿まで歩いていますがその先が少し残っています
今日は熟女3人でのんびりと桜の花散る上州路を歩きました

6:24前橋駅を出発
6:50高崎駅を歩き出します

まだ朝早く 人通りは少ないです

高崎城址周辺は 今 桜が満開です

7:05高崎城

案内板がありました

高崎城は烏川に沿って築城された輪郭梯郭複合式の平城である。
本丸には御三階櫓(天守)と乾(いぬい/北西)、艮(うしとら/北東)、
巽(たつみ/南東)、坤(ひつじさる/南西)の4基の隅櫓があった。
現存するのは乾櫓(県重文指定)のみである。本丸を囲むように、
西の丸、梅の木郭、榎郭、西曲輪、瓦小屋があり、二の丸、三の丸が
梯郭式で構えられていた。城の周りは土塁で囲まれ、石塁はほとんど
造られなかった。。また、三の丸土塁と水堀は現在の町並みにも活きており、
当時の面影を今に伝えている。

現在城址は市街化が進み、超高層21階の市役所や音楽センターなど
公共施設が多く並ぶ。
お堀の周辺は高崎城址公園として、約4.9haが整備さ
れており春には約300本のソメイヨシノツツジが満開となる。
城を囲む土塁の上は遊歩道になっている。


高崎城東門です

かつて城内には本丸門など16の門があり、通用門として
使われていた東門(市の重要文化財)だけが移築復元されて現存している

8:00高崎神社

昨日雨が降ったので 神社の周りの白い幕を
ひろげていたので 神社の写真を撮り損ねました

高崎神社鰐口の案内版です

鰐口とは神社や仏堂の正面軒下につるす金属製の音響具のことです。
高崎神社の鰐口は指定重要文化財に指定されている為、特別な管理が
義務付けられています。その為、残念ながら一般公開はされていません。

もともとは高崎城内の社殿に掛けられていたものが明治五年に高崎神社
(当時は熊野神社)に移されました。 鰐口には「奉掛鰐口小坂下村菊水寺 
武州秩父郡友恒名 内住侶荒船和泉守善慶 天文三年甲午九月日本願之
春」と刻されています。これは戦国時代の1534年、現在の埼玉県秩父郡の荒
船和泉守善慶という人が地元の菊水寺へ奉納した、と読めるのですが、秩父
の鰐口が何故高崎にもたらされたのかは、今もって謎のままです。


8:12恵徳寺

突き当りは さっきの高崎神社です

8:14長松寺

桜がどこも満開できれいです

8:16岡醤油醸造

醤油アイスなるものがあるそうですが時間が早くまだオープン
していません

8:18山田文庫

山田勝次郎とく夫妻が自宅に開設した、財団法人「山田文庫」です。


8:32君が代橋

18号線は車がひっきりなしに走っています
歩行者 自転車の優先道路を歩きます


8:43石神社

8:50道しるべ

「右 はるなみち  くさつみち」

とひらがなでほってあります
     

9:07若宮八幡

ここも桜が満開です

9:13神明社

だるま工場の前の 飲み物販売機は達磨の絵が描かれています

特別注文でしょうね

9:19上豊岡茶屋本陣

上豊岡の茶屋本陣は、中山道の高崎宿と板鼻宿との間に設けられ、
大名の参勤交代や上級武士・公卿の喫茶や昼食等のために用いられた
休憩施設です。宝暦7(1757)年には日光例弊使であった五條宰相
菅原為成が、また文久元(1861)年には皇女和宮御下向の際に
公卿などが客人として立ち寄ったことがわかっています。

茶屋本陣の建物は、既にあった居住用の主屋(18世紀中頃築造)と接続する
離れ座敷として19世紀の初めに増築されています。大名などが休息をとる
「お座敷(オザシキ)」は8畳2室からなっており、北側の部屋は「上段の間
(ジョウダンノマ)」、南側の部屋は「次の間(ツギノマ)」と呼ばれ、上段の間に
は違棚、床の間、書院が設けられています。

現在、高崎市により一般公開されています


9:48藤塚一里塚

江戸から28番目の一里塚。
復元されているが群馬県では唯一の一里塚です

車で18号をよく通過しますが気がつきませんでした

土手には桜が満開 (*^_^*)

エノキの巨木の下に可愛い祠と石碑ありました

9:51浅間神社

18号線の向こうに
赤い鳥居の小さな浅間神社がありました


少林山へ行く手前の橋には 達磨が鎮座しています

10:12少林山10:50

まず 長い階段があります

足を痛めて休んでいたKさんは 筋トレの成果が表れたのか
すいすいと階段を登って行きます

 
   
     階段を登り切ったところに 渡り廊下に 鐘楼があります


もうひとつ階段を登ると

そこは桜 桜の絨毯

だるまがたくさん納められています
桜もちを頂きながらコーヒータイムです

鮮やかな紫の花 ミツバツツジも満開です

ゆっくりと桜の少林山を堪能したので 八幡八幡宮へ向かいます

 
   
    道路のマンホールの蓋が気になりよく見ると
高崎祭りの絵です 
     

11:04八幡八幡宮



     
 
上野國一社八幡宮(こうずけのくにいっしゃはちまんぐう)とも呼ばれるそうです

天徳元年(957年)に石清水八幡宮を勧請して創建されたという。その後、
源頼義義家父子や頼朝、さらには新田氏足利氏武田氏関東源氏
一門の崇敬を受け、徳川幕府からは朱印地100石を寄進されていたという。
主祭神は品陀和気命、併せて息長足姫命、玉依姫命が祭祀されている。

ここも桜満開 
     

八幡庵(昼食)


前から気になっていた蕎麦屋です

いつも車がいっぱいで並んで待つと聞きました

今日は歩いて来たのですが 昼食時間に余裕で間に合いました

     

せいろ蕎麦を注文しました

天ぷらが大きいと有名ですがなるほど大きい
巨大なエビが衣たっぷり二つ
他 野菜の天ぷらがたっぷり
かなり満腹になります

お腹が減っていて、がっつりと食べたい人にはおすすめのお店です

私はもう少しお上品に衣が揚がっていたほうがいいかも
     

帰りに 信越線の群馬八幡駅から乗ろうと思いましたが
桜満開のこの季節 烏川沿いに歩いて高崎駅まで帰ることにしました

遊歩道 桜舞い散り 花吹雪 

帰り道は 天気よく たくさんの人で賑やかでした

15:17高崎駅へ到着です

参考にさせていただいているHR
楽しく歩こう中山道
武州路
上州路
信州路
木曽路
ほんとに歩きやすいマップです
みんなで持って歩きます
歩く中山道 写真と文章で詳しく説明が載っています
とても参考になります
ゆっくりキョロキョロ旧中山道を歩く
ルートマップ
印刷はできませんがとても参考になります

inserted by FC2 system