2009年10月21〜22日
 下の廊下

 (絶景の連続 変化に富んだ 峡谷道はスリル満点)
L小野里 参加者4名
コースタイム
3:40高崎〜7:00扇沢7:30〜7:45黒部ダム8:00〜9:30内蔵助谷出会〜10:30新越沢合流点〜
11:10黒部別山谷〜12:10白竜峡〜13:10十字峡〜14:00S字峡〜14:40東谷吊橋〜
15:00仙人谷ダム〜16:20阿曽原温泉小屋
7:00
前々から歩きたいと思っていた下の廊下
Oリーダーが平日山行を計画したので 
喜んで参加する
高崎3時40分に集合し 7時 扇沢に到着
駐車場にて 車を宇奈月へ回してくれる
回送業者にお願いする
8:00
扇沢からトロリーバスで黒部ダム向かう
ダムから観光客と別れ トイレの脇から
ダムの下へ降る道を歩きます

放水がないので ダムの下はとても静かです
黒部川の左岸を歩きます

歩き出したら もう 紅葉の素晴らしさに
歓声の声をあげ
立ち止まってしまう

紅葉の写真は
陽の当たるところと日陰のところの写真が
うまく撮れない

それにしても ほんとに 紅葉が素晴らしい
10:30
新越沢合流点
これから水平歩道が始まります
岩を掘り込んだような 登山道がつづきます

誰が作ったのでしょうか
関西電力でしょうか
後を振り返ると 今 歩いてきた水平道が
崖に刻まれています
歩いているときは 必死ですが
振り返ると よく この道を作ったものだと
感心します
11:10
今年は 黒部別山谷には もう雪渓が
あまり残っていませんでした

写真の真ん中に 少し雪渓が写っています

雪渓が多い年は 梯子がかけられていて
歩くのが大変な場所です
黒部別山谷を過ぎると 峡谷の核心部
白竜峡へと続きます

滑る コケルは禁句
一歩間違えは 谷底へ
自分の命は 自分で 守らなければなりません

今までは 川幅が広く 黒部川は穏やかに流れて
いましたが ここから 川幅が狭まり 青く流れる
川は 白い飛沫をあげ 轟音をあげてながれて
いきます
12:10
白竜峡の表示がありました

白竜が うねりながら流れている
いいネーミングです
登山道には 太い鉄線が 太いボルトに
巻きつけられて ずーと続いています

歩くときは 神経を張り詰めて歩いているので
景色を見渡す時は 必ず立ち止まって見渡します
もう よく こんな道をつけたものでしょう

開拓者 ありがとう
立ち止まって 紅葉を写真を撮りますが
山のてっぺんから 谷底まで紅葉が続いています

もう 私の デジカメでは この 素晴らしさは 
納めきれません

山が 燃えている!
もみじが 赤く 黄色に彩られています

滝から水しぶきが登山者にかからないように
なっていました

温泉小屋の主人に聞いたところ
ここで 毎年 水しぶきがかかって濡れないよう
と逃げて 何人もの人が 落ちて怪我をした場所
だそうです

今年は 一人も落ちていないそうです
黒部川の左脇を歩いていましたが

剱沢の上にかかっている橋を渡ります

渡ると 橋の真ん中から見えるのは
13:10
黒部川に 剱沢と鳴沢が流れ込む
十字峡です

落ちないように 必死ですが 
しっかり覗き込みます
14:00
私たちは 4人のグループですが 女性一人の方が
2人いました

毛糸の帽子を被った彼女は とても気さく

立ち止まって 私たちに S字峡の
ビューポイントを教えてくれました
黒部川の対岸に白い目が二つ

え なにこれ
14:40
黒部ダムの水を地下で通し
関西電力の
黒四地下発電所の窓口でした

今まで黒部川の左岸側を歩いていたのを 
東谷吊橋を渡り 右側を歩きます
後を振り返れば 紅葉に彩られた 山々
14:58
仙人ダムです
ダムの手前の標識です
ここから ダムの上を渡り

黒部川の左岸に戻ります
え どこ 歩くの

ダムの建物の内部を標識に従って
歩きます

トンネルの中は 硫黄の匂いが漂い
蒸し風呂状態

ここが かの有名な「高熱隧道」の舞台に
なったところでしょうか
ここまで 峡谷の渕を歩いてきましたが
ダムを渡るために 水平道から降った分を
登りあげます

本日最初で 最後の登りです

きついけど なぜか 体に 心地よい登りです
16:00
着いた〜 (*^_^*)

予定通りに4時に到着です

4時から5時まで 露天風呂の女性の時間と
聞き すぐさま 露天風呂に向かいます

温泉は 小屋から 10分ほど下ります

たっぷりのお湯が 流れ込みます
山小屋で温泉に入れるなんて極楽 極楽です

湯船から 写真を撮りました

周りは 恥ずかしくて映せません
今夜の夕食 カレーです

お代わりしました

平日なので 小屋がすいているかと思いきや
ツアー客が多く 混んでいて布団1枚に2人
みんな 紅葉のいい時期をねらっているのですね

7時に布団に入り 一度喉が渇き 水を飲み
トイレに起きましたが その後5時までぐっすり
え〜 10時間寝ている(~_~)
この宿は 冬になると解体され また
来年 建てられるそうです

きれいな 水洗トイレにビックリです

小屋主さんの登山道整備
小屋の整備 ありがとうございました

楽しく 安全に歩けました

22日
コースタイム
5:50阿曽原温泉〜7:54折尾谷〜9:10大太鼓〜9:30志合谷〜11:15鉄塔〜11:54欅平12:49
〜14:07宇奈月駅〜14:25宇奈月温泉会館〜20:40高崎
5:50
小屋と テン場と 下の煙が 風呂場です
「あ ここから 風呂場が見える」

もちろん 朝 だれも入っていません

でも ここからでは小さくて顔は見えませんよ
今日も素晴らしい紅葉が 続きます
水平道が 下の方
伸びているのが わかりますか

あそこを歩くのです
7:54
折尾谷です

とても きれいです
ここは 上を歩くのでなく 下のトンネルを
くぐります
折尾谷が 紅葉に映えます
ここは すごい

登山道が 黄色に染まっています
赤い もみじが 紅葉して 青空に映えます
昨日の毛糸の帽子を被った女性が
教えてくれました

「あれが 大太鼓です」

「あ 太鼓が 横向きなんですね 判った」
大太鼓の真ん中に標識がありました
大太鼓から下を こわごわ覗くと

紅葉が 谷底まで 続いています
大太鼓の下でポーズ
登山道には 枯れた紅葉が

私のデジカメ
紅葉モードがあるんです
枯葉も綺麗に写ります
9:30
志合谷はガレた谷です
そこを トンネルで抜けます

ライト着用とあります
トンネルの入口です
中は ほんとに真っ黒です

真っ黒闇に向かって写真を撮ったらこんな
ふうに写りました
トンネルの入り口 わかりますか

長い 暗闇のトンネルです
トンネルをでると また 長い 水平道です
11:15
やっと 鉄塔のところへたどり着きました

欅平の駅で無料のきのこ汁
1000人分 12時まで あるそうです
と 登ってきた人たちに話を聞くと

「あきらめていたけど 間に合うかも」
降りは 少々飛ばして

間に合いました (*^_^*)

最後のきのこ汁です

ご馳走様でした
無事 欅平の駅に辿りついた4人です

山歩きの新しい魅力を発見した山行でした
駅に トロッコ電車が 入ってきました

普通車は 風がとおりぬけます

もちろん私たちは普通車に乗りました 
のんびりと トロッコ電車が行きます

対抗車にもたくさん観光客が乗っていました

紅葉は まだ 少ししか始まっていません
14:07
宇奈月駅に着きました

回送をお願いした車を確認し
さあ お風呂です

ここは 銭湯なので 350円
さっぱりして群馬へ帰りました


                               
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